【2021年/第33回】介護福祉士試験受験資格のルート解説

介護福祉士受験資格のルート解説 役立ち情報

2020年(令和2年)第32回介護福祉士国家資格試験が1月に終了しました。

次回は、2021年(令和3年)第33回介護福祉国家資格試験です。

この記事では、次回の介護福祉士国家資格試験に向けての受験資格の確認ができます。

(社会福祉振興・試験センターのサイトで変更があった場合はこの記事も更新します。)

まずは、試験を受ける要件を満たしているか確認してください。

以下の目次から出発地点を選んでください。

未経験の人/現在介護の仕事をしている人

未経験の人も、現在介護の仕事をしている人も条件は同じです。

どちらの人も2つのルートがあります。

  1. 実務経験3年以上 + 介護福祉士実務者研修課程修了
  2. 実務経験3年以上 +(介護職員基礎研修+喀痰吸引等研修)

それぞれの詳細を解説します。

【確認】実務経験が3年以上ある

実務経験3年以上とは?

下記の両方を満たしている必要がある。

在職していた期間のこと。
産休、育休、病休の期間も含まれる。

実際に介護等の業務をしていた日数のこと。
1日の勤務時間は問わない。

* 注意
● 従業期間(産休、育休、病休の期間も含まれる。)
● 従事日数(年次有給休暇、特別休暇、出張、研修等の従事していない日数を除く。)

さらに、以下の研修を終えている必要があります。

実務経験の計算は以下のリンク先に便利なツールがあります。

公益財団法人 社会福祉振興・試験センター(従業期間計算表)

介護福祉士実務者研修課程修了
又は、(介護職員基礎研修+喀痰吸引等研修)のどちらかを修了している

実務経験3年以上に加えて、以下のどちらかを修了している必要があります。

受講20科目/受講時間450時間の、介護の専門知識を身につけるための研修。
医療的ケアの講義と演習が50時間含まれていて、研修の最後には修了試験がある。

または

2012年廃止されている研修。
修了している人は「喀痰吸引等研修」を取得すると、介護福祉士の試験を受けることができる。

介護職員が一定の条件のもとで、痰の吸引や経管栄養を行えるようになるための養成研修。
基本研修50時間+演習と実地研修がある。

筆記試験合格後は実技試験が免除される

  1. 実務経験3年以上 + 介護福祉士実務者研修課程修了
  2. 実務経験3年以上 +(介護職員基礎研修+喀痰吸引等研修)

このどちらかのルートを終えている人は、筆記試験を合格すると実技試験が免除されて、介護福祉士国家資格を登録することができます。

福祉系高等学校を卒業の人

  1. 福祉系高等学校
    • 新カリキュラムを修めて卒業(平成21年度以降入学)
      • 受験資格あり(実技試験は免除)
    • 旧カリキュラムを修めて卒業(平成20年度以前入学)
      1. 介護技術講習受ける
        →筆記試験合格後に実技試験なし
      2. 介護技術講習受けない
        →筆記試験合格後に実技試験あり
  2. 特例高校等(平成21年度以降入学)
    1. 実務研修9か月以上+介護技術講習受ける
      →筆記試験合格後に実技試験なし
    2. 実務研修9か月以上のみ
      →筆記試験合格後に実技試験あり

高等学校/新カリキュラムを修めて卒業(平成21年度以降入学)

卒業した人、見込みの人のどちらも受験資格があります。

実技試験は免除されます。

高等学校/旧カリキュラムを修めて卒業(平成20年度以前入学)

卒業した人、見込みの人のどちらも受験資格があります。

実技試験は介護技術講習を受講することによって免除されます。

介護技術講習を受けると実技試験が免除される

基礎介護技術の講義と演習。修了すると、介護福祉士の実技試験が免除される。
8つの学習項目を32時間で修了する。
受講資格は「介護福祉士国家試験を受ける予定であり、実技試験の免除を申請しようとする者であること」とされている。

受ける受けない
筆記試験合格後
実技試験なし
筆記試験合格後
実技試験あり

介護技術講習を受けると実技試験が免除されます。

特例高等学校を卒業の人

  1. 実務経験9か月以上 + 介護技術講習受ける
    → 筆記試験合格後に実技試験なし
  2. 実務経験9か月以上 + 介護技術講習受けない
    → 筆記試験合格後に実技試験あり

実務経験9か月以上を満たすと、受験資格を得ることができます。

【確認】実務経験が9か月以上ある

実務経験9か月以上とは?

下記の両方を満たしている必要がある。

在職していた期間のこと。
産休、育休、病休の期間も含まれる。

実際に介護等の業務をしていた日数のこと。
1日の勤務時間は問わない。

* 注意
● 従業期間(産休、育休、病休の期間も含まれる。)
● 従事日数(年次有給休暇、特別休暇、出張、研修等の従事していない日数を除く。)

介護技術講習を受講すると実技試験が免除される

基礎介護技術の講義と演習。修了すると、介護福祉士の実技試験が免除される。
8つの学習項目を32時間で修了する。
受講資格は「介護福祉士国家試験を受ける予定であり、実技試験の免除を申請しようとする者であること」とされている。

受ける受けない
筆記試験合格後
実技試験なし
筆記試験合格後
実技試験あり

福祉系大学/社会福祉士養成施設/保育士養成施設を卒業の人

  • 介護福祉士養成施設(平成28年度までに卒業)
    → 介護福祉士資格取得
  • 介護福祉士養成施設(平成29年~令和3年までに卒業)
    1. → 受験する場合
    2. → 受験しない場合
  • 介護福祉士養成施設(令和4年度以降に卒業)
    → 筆記試験

養成施設卒業の人は実技試験はありません

介護福祉士養成施設(平成28年度までに卒業)

筆記試験はなく、そのまま介護福祉士資格を取得(登録)できます。

介護福祉士養成施設(平成29年~令和3年までに卒業)

平成29年~令和3年までに卒業した人は、筆記試験の「受験をする場合」と「受験をしない場合」の2つのコースがあります。

受験をする場合

筆記試験
合格不合格
資格取得
期限付の資格取得(卒業後5年間の期限付き登録)
5年間の介護実務継続勤務が必要となる。
筆記試験
資格取得

受験をしない場合

期限付の資格取得(卒業後5年間の期限付き登録)
5年間の介護実務継続勤務が必要となる。
筆記試験
資格取得

介護福祉士養成施設(令和4年度以降に卒業)

筆記試験を合格後、介護福祉士資格を取得となります。

高等学校/大学を卒業の人

介護福祉士養成施設(2年以上)を卒業後に、【福祉系大学/社会福祉士養成施設/保育士養成施設を卒業の人】と同じルートになります。

中学校を卒業の人

高卒認定を取得後に、【高等学校/大学を卒業の人】と同じルートになります。

参考資料:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター